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ウィーン式ピアノ

ビックリした「ピアノ」の話をします。


私のクラリネットは「フランス式」です。
でも「ドイツ式(ジャーマン式)」っていうのもあって
『いつかはドイツ式・・・』
みたいな夢を持っていたころもありました。


それと同じように
18世紀から19世紀初頭
ピアノにも「イギリス式」と「ウィーン式」があり
それぞれ共通するところもあったけど
明確に違いがあった、、というのです。


作曲家がどちらのピアノを使っているか
それによって曲調も違っていたそうです。


詳しくは書きませんが
打鍵のシステムがちがうとか
ペダルのシステムがちがうとか


時代も少し進んで19世紀初頭
ウィーン式のピアノには
6本や7本のペダルがあって
その中には
「バスーン」(バスーンのようなリードの振動する音が出る)ものや
「ヤニチャーレン」という
シンバルやベルや太鼓が楽器に内蔵されていたらしいのですよ。


なんでもそのころ
オスマントルコの軍楽が流行っていたらしく
それを真似たかったらしいのです。


そういえば
モーツァルトもベートーベンも
「トルコ行進曲」を書いてますよね
シューベルトは「軍隊行進曲」書いてますよね。


バスーンの音がするピアノって?
太鼓を音を出すピアノって?
謎しかなくて
でも、今はとても良い時代で
YouTubeで調べたら・・・ありましたよ。


当時のウィーン式ピアノで演奏している動画をみつけたので
これがとても衝撃的でした。
でも一目瞭然というか。


ある意味、今のエレクトーンにも通じるような、、、
良かったら聴いてみてください。




ちなみに
現代のピアノは
打鍵のシステムやペダルの共通点などから
「イギリス式ピアノ」の流れをくんでいるそうです。


それでは。。
グンナイ絵文字絵文字絵文字


コメント
[1] 庵爺 | 2021/10/04 09:02
面白い!打楽器や他の音が入る感じも面白いけど、
それよりリズムを取ってる足の動き、躊躇する様に
次のペダルを探す足の動きがプレーヤーには申し訳
ないけど、マンガチックに見えて笑っちゃったですよ。

[2] mami | 2021/10/06 10:10
〉庵爺さん
足の動き、わたしも思いましたよ。
クラシックの人でも足はリズムを取りたがるんですね!
でも、きっとこの方はすごい先生なんだと思いますよ。同時のピアノを弾ける環境があるってことですからね!
[3] mami | 2021/10/06 12:08
同時、、、じゃなくて、『当時』の間違い。
name.. :記憶

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